WTB福岡堅樹 “不動の11番”速くて強いトライゲッターに進化

[ 2019年9月11日 05:30 ]

ケガの回復が待たれるWTB福岡
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 50メートルを5秒8で走るラグビー選手なら日本にも数人いるだろう。だがそれを80分間繰り返せる選手は、おそらく1人しかいない。4年前は「一度全力疾走すると、その後の数分は消えていた」という1メートル75、83キロの福岡が、不動の11番になれた理由がそこにある。

 スコットランド戦1試合の先発にとどまった前回大会後の翌16年に7人制代表としてリオ五輪に出場。スプリントを繰り返すフィットネス、チェンジオブペースやスペースを突く嗅覚をアップグレードして15人制に帰ってきた。パシフィックネーションズ杯ではチーム唯一の3戦連続トライ。小柄でもハイボールへの強さ、密集戦での身のこなしやタックル。全てが武器となり、速くて強いトライゲッターへ進化した。

 来年、2度目の五輪を終えれば第一線から退き、医師の道を歩むことを決めている。15人制はW杯が最後のプレーになるだろう。6日の南ア戦で痛めた右ふくらはぎの回復を、日本中が願っている。

 ◆福岡 堅樹(ふくおか・けんき)1992年(平4)9月7日生まれ、福岡県古賀市出身の27歳。5歳で競技を始め、福岡高、筑波大から16年パナソニックへ。同年リオ五輪7人制代表。代表34キャップ。1メートル75、83キロ。

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