スコットランド 日本の“天敵”33歳SHレイドロー健在

[ 2019年9月11日 05:30 ]

ラグビーW杯 日本の対戦国紹介(1)

<ラグビーW杯>羽田に到着したレイドロー(右から2人目)らスコットランド代表選手たち(撮影・村上 大輔)
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 日本の“天敵”がやってきた。同じ1次リーグA組のスコットランドが10日、羽田空港に来日。前回W杯の対戦で20得点をマークしたSHグレイグ・レイドロー(33)が健在で、8強を目指す日本とは10月13日の1次リーグ最終戦(日産ス)で激突する。A組のライバルたちを4回に分けて紹介する。

 約11時間半のフライトを終えたレイドローはチームメートと談笑しながら到着ロビーに姿を見せた。正確かつ気の利いたパスとキックでチームを勝利に導くベテランSHは、前回W杯でエディー・ジャパンに唯一の黒星をつけ、16年の来日時も2連勝に貢献した“日本キラー”。主将をフッカーのマキナリーに譲り、重責から解放されて迎える今大会は狙った試合に照準を合わせ、のびのびとプレーできるだけに、さらに注意が必要となる。

 4年前は準々決勝でオーストラリアに“誤審”で敗退。「あの試合は絶対に忘れられない」(レイドロー)と日本大会での雪辱を目指してきた。司令塔のSOラッセル、16、17年欧州6カ国対抗MVPのFBホッグらバックスにタレントがそろい、伝統の展開ラグビーに回帰。昨年はニュージーランドに5点差まで肉薄し、今年3月のイングランド戦では0―31から引き分けに持ち込む爆発力も見せた。不動のNo・8だったストラウスらがW杯代表から外れたが、タウンゼンド監督は「ディフェンスと闘争心の強い選手を選んだ」と自信を示している。

 メンバー31人中9人が英国以外の出身。他の強豪国に比べて競技人口が少ないため、スコットランドにルーツを持つ海外選手らを積極的にスカウトして強化してきた。イングランドのような大型FWに対抗する戦い方も含めて日本と共通する点は多いが、過去8大会で8強7回の安定感は伝統国ならではだ。その勝負強さを体現するレイドローを封じなければ、日本の8強入りも見えてこない。

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