瀬古利彦氏が「申し訳ない…」泥沼騒動の連続だったマラソン五輪代表決定のタブー明かす

[ 2019年9月11日 10:00 ]

瀬古利彦氏(C)TBS
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 15日に行われる東京五輪のマラソン代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」。五輪選考として今回初めて導入される運命のレースに先駆け、TBSでは11日「マラソン グランドチャンピオンシップ 東京五輪代表を懸けた運命の決戦へ」(後8・00)を放送。マラソン界のレジェンド・瀬古利彦氏(63)が長年抱えていた思いを打ち明けるなど、これまで明かされてこなかった五輪マラソンの代表選考にまつわる事実を明かしていく。

 これまで、日本代表選考の歴史は泥沼の騒動の連続だった。順位なのか、タイムなのか、はたまた実績なのか…。選手も国民もスッキリしない、あいまいな選考システム。その裏には、誰も踏み込めないマラソン界のタブーが存在していた。選手や関係者の人生をも翻弄する代表選考。そんな日本マラソン界のタブーに初めて迫り、その真実を当事者のインタビューと本格ドラマで描く。

 「はってでも出てこい」という中山竹通の強烈な言葉が“瀬古・中山騒動”を呼んだ1988年のソウル五輪代表選考。この騒動の陰で五輪代表を逃した悲運の男がいた。

 日本陸連は前年12月の福岡国際で事実上の“一発選考”をする方針だった。だが、スター選手だった瀬古利彦が左足の腓骨骨折でレースを欠場することことに。最強ランナーである瀬古が五輪に出られないという事態を防ぐべく、日本陸連は一発選考を取り消し“瀬古救済措置”ともとれるルール変更に踏み切った。

 この不明瞭な選考より、当初の基準を満たしながら代表になれなかった男がいた。そしてあやふやなルールによる世間の怒りは瀬古に向けられ、日本マラソン界最大の事件として、これまで誰も触れることができなかった。

 あれから32年、悲劇のランナーが、封印してきた禁断の選考問題を初告白。そして今回、瀬古が「人生を変えてしまって申し訳なかった…」と、長年心にしまっていた思いを初めて彼に伝える。その思いを聞いた悲劇のランナーの反応は。

 また、MGC当日のマラソンコースと勝負のポイントも徹底解説。そして、日本記録保持者・大迫傑、前日本記録保持者・設楽悠太ら注目選手のレース展望を独自の目線で占う。

 コースは五輪本番とほぼ同じの明治神宮外苑発着。男子は8時50分、女子は9時10分にスタートし、男子はTBS系列で放送される。

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