貴景勝 無傷の3連勝! 夏場所V朝乃山を瞬殺 大関復帰確率100%

[ 2019年9月11日 05:30 ]

大相撲秋場所3日目 ( 2019年9月10日    両国国技館 )

<秋場所3日目>朝乃山(右)をはたき込みで破る貴景勝(撮影・郡司 修)
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 大関復帰を目指す関脇・貴景勝は平幕・朝乃山をはたき込んで全勝を守った。2場所連続優勝を狙う横綱・鶴竜は碧山を難なくはたき込み、初日から3連勝。カド番の2大関は栃ノ心が北勝富士を寄り倒して初白星を挙げたが、豪栄道は小結・遠藤に寄り切られて初黒星を喫した。

 復帰確率が頂点に達しても、若武者はブレなかった。大関から関脇に転落した場所で初日から3連勝した5人は100%大関に復帰している。夏場所の覇者・朝乃山との無敗対決を制した貴景勝は「データだから。勝たないといけない世界。そういう面では良かったと思う」と変わらぬ表情で振り返った。

 立ち合いで踏み込み、右のかち上げを狙う相手をはじき返した。すぐに「(相手の)足がそろった」という状況を見極め、瞬時のはたき込み。初日から関脇・御嶽海、大関・栃ノ心を沈め、貴景勝も「ケガして出られないときに(夏場所を)優勝して強いなと思った。スケールが大きいし、本格派」と認める実力者。注目対決を1秒8で切り抜けた。

 夏場所を休場した後の6月。右膝のリハビリを兼ねた母校でのトレーニングで、ベンチプレスは40キロに制限された。当時は患部に負荷をかけられなかったが、今場所前は最大出力250キロにアップした。埼玉栄高の山田道紀監督は「大関に上がった時より筋肉がついている」とうなり、自身も「パワーアップ」を実感。猛暑の中、人知れず流した汗が花咲こうとしている。

 だが「まだ3日。ここから全部負けたら3勝12敗。毎日毎日、一生懸命やるだけ。気持ちの振れ幅なく淡々と取る」と気を休めることはない。三役以上の無傷は横綱・鶴竜と2人だけとなった。大関復帰のマジックは7。一抹の不安もない内容が続く中、周囲の期待はそれ以上に膨らんでいる。

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