男子100mバタ・石川、璃花子パワーで会心V 日本歴代2位の好タイム

[ 2019年9月8日 05:30 ]

男子100メートルバタフライを日本歴代2位のタイムで制した石川
Photo By スポニチ

 競泳の日本学生選手権第2日が7日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子100メートルバタフライで石川慎之助(18=日大)が51秒11で優勝した。7月の世界選手権銅メダル相当となる日本歴代2位の好タイム。白血病と闘う日大同期の池江璃花子(19)が2日連続で応援に駆け付ける前で「こんなタイムが出るとは思わなかった。璃花子の帰りを待っている中、こんなタイムを出せてよかった。東京五輪出場を狙える位置に来たと思う」と笑顔を見せた。

 6月から池江と同じ三木二郎コーチ(36)に師事。7月のユニバーシアードでも金メダルを獲得しており「璃花子が日本記録を出したメニューで、高い強度で泳ぎ続けることに耐性がついてきた」と手応えを口にする。サボり癖があり練習を無断欠席することも多かったが、三木コーチから「報告・連絡・相談」を徹底され、改善。「過去に水泳をやめようと思ったことは?」の質問に「もちの、ろんです」と応じる異色スイマー。レース後は池江と一緒に写真を撮り「お疲れ、バイバイ」と声を掛けられていた。

続きを表示

2019年9月8日のニュース