16歳望月 錦織“先輩”超え!ウィンブルドンジュニア男子日本勢初V

[ 2019年7月15日 05:30 ]

テニス・ウィンブルドン選手権最終日 ( 2019年7月14日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

ウィンブルドン・ジュニア選手権の男子シングルスで日本勢初優勝を果たし、カップを掲げて喜ぶ望月(AP)
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 ジュニア男子のシングルス決勝で望月慎太郎(16=Team YUKA)がカルロス・ヒメノバレロ(スペイン)に6―3、6―2で勝ち、4大大会のジュニア男子シングルスで日本勢初優勝を果たした。錦織圭(29=日清食品)と同じ米国のアカデミーを拠点とする望月は、4大大会初出場となった今年の全仏オープン・ジュニアで4強入り。ウィンブルドン・ジュニアでの日本勢のシングルス制覇は1969年大会女子の沢松(現姓・吉田)和子以来、50年ぶりの快挙となった。

 4大大会ジュニアの男子シングルスで、日本選手として初めて立った決勝の大舞台で16歳の望月が歴史に名を刻んだ。16歳のホープはバックハンドで決着をつけると、力強いガッツポーズで喜びを表現し「快挙という実感はない。まず勝てたことが自分にとっては成長」と胸を張った。

 第1セットはリターンがさえ、ベースラインの攻防で優位に立って4度ブレークに成功した。第2セットは4度、ブレークのピンチをしのぎ「キープできたことが良かった」。持ち前のフットワークと粘り強さで主導権を握り、絶妙なドロップショットなども決めて押し切った。6月に英国で行われた前哨戦で優勝し「もう芝でも戦えるという自信になった」と、慣れないコートにも順応した。

 川崎市出身で3歳からテニスを開始。中学1年から錦織らを輩出した米フロリダ州のIMGアカデミーで腕を磨く。全仏オープンで4強入りした1メートル75のホープが海外での武者修行の成果を発揮し、「自分のやることに集中してあまり気を取られずにプレーできた」。大物ぶりを発揮し、錦織も果たせなかった快挙を成し遂げた。

 ◆望月 慎太郎(もちづき・しんたろう)2003年(平15)6月2日生まれ、神奈川県川崎市出身の16歳。父親の影響で3歳からテニスを始め、錦織圭と同じように盛田正明・日本テニス協会名誉会長がジュニア選手を支援する「盛田ファンド」の奨学生として中学1年から米フロリダ州のIMGアカデミーで練習を積む。全仏オープン・ジュニア4強。Team YUKA。1メートル75。

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