納谷、連敗止めた 美ノ海に“リベンジ”「挑戦者のつもりで」

[ 2019年7月15日 15:03 ]

大相撲名古屋場所9日目 ( 2019年7月15日    ドルフィンズアリーナ )

 大鵬の孫で西幕下6枚目の納谷(19=大嶽部屋)が連敗を止めて2勝3敗とした。対戦相手の西幕下3枚目・美ノ海(26=木瀬部屋)は、今年春場所13日目の勝てば幕下優勝だった対戦で敗れた相手。この日は立ち合いから突いて攻め、引いたところをつかれて押し込まれたが、そこから反撃して押し出した。

 「前回は前を取られたので、絶対に前を取られないようにと思った。しっかり正面に置こうと。我慢しきれなくて引いちゃったけど、もう一回、突けたのがよかった。1回負けているので、挑戦者のつもりで、胸を借りるつもりでいった」

 8日目の千代鳳戦で敗れた際に左足首を痛め、この日は患部をテーピングで固定して土俵に上がった。「ぶっちゃけ、昨日は痛かったか」という質問に「はい」と素直に答えた納谷だが、この日の朝稽古は土俵に下りて四股を踏んだと言い、「大丈夫。問題ない」と本場所の相撲には影響がないことを強調した。

 「痛いときこそしっかり自分の相撲を取らないと。下がると痛くなるから。一気に出るというか突ききること。自分の相撲を取れば痛くない」と攻めの相撲を貫く考えだ。

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2019年7月15日のニュース