宇野昌磨、今季メインコーチ不在の意向 「僕1人でやっていくんじゃないかと」

[ 2019年7月15日 15:44 ]

<全日本フィギュアシニア強化合宿>本田武史コーチとジャンプチェックする宇野昌磨(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケートの全日本強化合宿が15日、愛知県豊田市の中京大アイスアリーナで公開された。男子で18年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(21=トヨタ自動車)は今季、メインコーチを置かないまま臨む意向を示した。慣れ親しんだグランプリ東海クを卒業。海外拠点を模索していたが、「早く見つけようと思っていない。今季はメインコーチを慌てて決めるつもりはない。おそらくですけど、僕1人でやっていくんじゃないかなと思います」と見解を明かした。

 宇野は6月13日から7月11日まで女子で平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)らを指導するロシア人のエテリ・トゥトベリゼ・コーチの夏季合宿(ノボゴルスク)に参加した。自分のペースではなく環境に合わせ、バレエなどの練習も行ったという。「エテリコーチの厳しい中に優しさも感じた。いい経験ができた」と語った。当面は中京大を拠点とし、本田武史さんにジャンプの指導を受ける予定。9月はスイスでステファン・ランビエル氏の合宿に参加するという。

 今季のプログラムはショートプログラム(SP)はシェイリン・ボーン氏、フリーはデビッド・ウィルソン氏が振り付けを担当。SPは「かなりダイナミックでとてもハードなプログラム」とし、フリーは「エキシビのようなプログラム」と語った。振り付けはこれから行い、「作り終えてお披露目できたら」と話した。

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