「振り回され落選、残念」 落胆相次ぐ、サイトは混雑

[ 2019年6月20日 10:54 ]

五輪チケットの抽選結果発表で、確認に待ち時間が発生していることを伝える組織委員会の公式販売サイト
Photo By 共同

 抽選結果を確認する2020年東京五輪チケットの公式販売サイトは20日、「順番にご案内しております」と表示され、5月の申し込み開始直後と同様につながりにくい状況になった。観戦を楽しみにする人たちからは「振り回され続けたのに落選して残念」と落胆の声が相次いだ。

 3月に亡くなった「五輪おじさん」こと山田直稔さんと長年、共に活動した「副団長」の石川恭子さん(49)=東京都杉並区=は、開会式や柔道など上限の60枚を申し込んだが全て落選。午前6時ごろにサイトにアクセスすると、約10万人待ちで結果を確認するのに約45分もかかったという。

 石川さんは「大会組織委員会のチケット販売は後手後手で振り回され続けた。都の税金を多く使っているのに、都民に1枚も当たらないのはおかしい」と憤った。

 鳥取市で高校柔道部の顧問をする教諭高橋祐樹さん(49)は柔道決勝のチケットを申し込んだが落選。「淡い期待をしたが、当選は難しかった。当日はテレビ観戦かな」と残念そうに話した。

 父親(66)と一緒にバレーや体操、開閉会式など計22セッションに申し込んだ和歌山市の会社員畑山尚美さん(42)は「どの種目が当たるかわくわくしたけど、結果は全滅。日本中の人が行きたいと思っているから仕方ないですね」と苦い笑みを浮かべた。

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