貴乃花氏 クラウドファンディングでの土俵づくりをサポート「子供の笑顔は大人を幸せにする」

[ 2019年6月20日 18:18 ]

「ふるなび」の新CM発表会に出席した貴乃花光司氏
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 元横綱の貴乃花光司氏(46)が、相撲文化の普及活動をさらに発展させていくことになった。

 アイモバイル社が運営するふるさと納税サイト「ふるなび」の新CMに出演することになり20日、都内で会見を開いた。その席で同社が立ち上げた「土俵プロジェクト」に協力することを発表した。貴乃花氏は3月に福島で行われた復興祭や東京・六本木で開催された相撲イベント「しこあそび」などに参加し、積極的に地域住民や子供たちと触れ合ってきた。そうした貴乃花氏の姿勢に同社が賛同し、地方創生と活性化を目的とした今回のプロジェクトを運営していくことになった。

 第1弾として北海道白糠(しらぬか)町のふるさと納税のクラウドファンディングで同町に土俵をつくり、貴乃花氏を招いたイベントを開催する。貴乃花氏は「全国、どこへ行っても子供の笑顔は大人を幸せにする。土俵の上で子供と汗を流し、裸足の心で裸足の文化を培っていきたい。地域のために働ければ」と語った。

 今回のクラウドファンディングでは、3000万円の寄付を目標にしており、棚野孝夫町長は「相撲を通して健全な青少年を育成する貴乃花さんの思いと私たちの町づくりの思いが一致した。貴乃花さんにお越しいただいて、(町民に)新たな笑顔と目の輝きを与えてもらえればと思います」と期待した。

 同プロジェクトは土俵をつくる活動を全国に広げ、相撲文化の普及と発展に貢献することを目指している。

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2019年6月20日のニュース