松山 逆襲へ回生ベタピン!32位後退も最終18番魅せた

[ 2019年6月16日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー 全米オープン第2日 ( 2019年6月14日    米カリフォルニア州 ペブルビーチGL=7075ヤード、パー71 )

<全米オープン>2番の第1打を右に大きく曲げて大ギャラリーの中から第2打を放つ松山英樹
Photo By スポニチ

 首位に4打差の16位から出た松山英樹(27=LEXUS)は13番でダブルボギーを叩くなど73とスコアを落とし、首位に9打差の通算イーブンパー、32位まで順位を下げた。悲願のメジャー初制覇へ苦闘が続く。65で回ったゲーリー・ウッドランド(35=米国)が通算9アンダーで2日目の首位。タイガー・ウッズ(43=米国)は松山と同じ通算イーブンパーで足踏みしている。

 左手に広がるモントレー湾から吹く風は冷たく重い。夕闇迫る最終18番。松山が起死回生の一打を放った。

 残り79ヤードの第3打を60度のウエッジで高々と上げた球はピンそば30センチにピタリ。1組前でホールアウトした地元米国の英雄ミケルソン、D・ジョンソンへ熱狂的なエールを送ったファンから、地鳴りに似た大声援が湧き起こった。

 「3日目以降につながる?」との報道陣の問い掛けには「まあ、そうですね」といつも通り素っ気なかったが、松山はこの一打で絶望の淵から抜け出した。

 出だしの1番で1・5メートルを沈めてバーディー発進。しかし、続く2番で第1打を右カート道路のさらに右に曲げるミスでボギー。4番ですぐさまバーディーを奪ったが、続く5番で60センチを外して再びボギー。完全に試合の流れを止めた。10番ではグリーン左ラフから左足下がりの寄せがまさかのシャンク。13番では右バンカーに打ち込んだ第1打のミスがミスを呼び、最後は1メートルのパットを外してダブルボギー。「さすがに危ないなあ」と予選落ちまで覚悟した。

 そんな苦悩の果てに迎えた3日目。首位との差は9に開いたが、36ホール終了時点での全米オープン過去最大の逆転劇は75年ルー・グラハム(米国)の11打差。この時、当時の大会記録に並ぶ7アンダー(135)の快スコアで首位を走っていたのはトム・ワトソン(米国)。ゴルフに絶対はない。

 「いい流れでできれば、5アンダー、6アンダーは出せなくはない」と松山。希望を胸に、奮闘を続けた。

続きを表示

「渋野日向子」特集記事

「NBA」特集記事

2019年6月16日のニュース