平野美宇、決勝進出ならず 世界2位の劉詩ブンに競り負けも「未来が見えた」

[ 2019年6月16日 12:12 ]

卓球荻村杯ジャパンオープン最終日 ( 2019年6月16日    北海道・北海きたえーる )

<荻村杯・5日目(女子シングルス準決勝)>厳しい表情を浮かべる平野(撮影・吉田 剛)
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 女子シングルス準決勝は世界ランク9位の平野美宇(19=日本生命)が19年世界選手権金メダルで世界ランク2位の劉詩ブン(りゅう・しぶん、中国)に1―4で敗れ、決勝進出はならなかった。平野は「簡単に負けてしまったが、3連戦を終わって自信がついた。良くなっている。未来が見えた」と前を向いた。

 第1ゲームを11―9で奪い、幸先よくスタートしたが第2ゲームはミスが目立って5―11。リズムを崩し始めると第3ゲームも4―11で失った。4ゲームは1―4と先行されたところでたまらずタイムアウト。その後も6連続失点で3―11で落とし、後がなくなった第5ゲームでは5連続得点などで一時は4点差まで広げたが10―12と競り負け、昨年のジャパン・オープンでストレート負けしたリベンジとはいかなかった。

 決勝は午後4時から行われ、劉詩ブンと世界ランク18位の孫頴莎(そん・えいさ、中国)が対戦する。

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