【岡崎真の目】紀平、トリプルアクセルを“気持ち”で強引に修正 世界選手権Vも十分可能

[ 2019年2月25日 08:08 ]

フィギュアスケート チャレンジ・カップ最終日 ( 2019年2月24日    オランダ・ハーグ )

女子フリーで演技する紀平
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 紀平の冒頭のアクセルはSPもフリーも高さはあったが、どちらも同じように体の軸が外れていた。SPの時は途中でこれは無理と判断して2回転半で降りてしまったのに対し、フリーは「絶対に跳ぶんだ」という気持ちが強かったのだろう。高さがあった分、強引にもう1回転回って着氷したように見えた。GOE(出来栄え評価)はプラスになっているものの、恐らく彼女本来のジャンプではなかったはずだ。それでも跳べたのはやはり強い気持ちがあったからだろう。他の演技も悪くなかったし、点数的にはもうひとつだったかもしれないが、世界選手権に向けていろいろと確認ができたに違いない。

 世界選手権ではSPで出遅れないに越したことはないが、今季はフリーで大きく崩れたところは見たことがないし、SPで少々失敗してもフリーで十分挽回できる。今のフリーでの強さを出せれば、頂点に立つことは十分可能だろう。 (ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)

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