男子ジャンプ団体10年ぶり銅!1本目3位折り返し喜び“お辞儀パフォ”

[ 2019年2月25日 05:30 ]

ノルディックスキー世界選手権第5日 ( 2019年2月24日    オーストリア・インスブルック、ゼーフェルト )

男子団体で2回目の飛躍を終え、笑顔の(左から)小林郎、伊東、佐藤、小林陵。日本は銅メダルを獲得した
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 ジャンプ男子団体(ヒルサイズ=HS130メートル)で日本(佐藤幸椰、伊東大貴、小林潤志郎、小林陵侑)が銅メダルに輝いた。世界選手権で日本のメダル獲得は09年リベレツ(チェコ)大会の3位以来10年ぶり。ドイツが18年ぶりに優勝した。非五輪種目の複合団体スプリントで日本(渡部暁斗、渡部善斗)は前半飛躍(HS130メートル)の2位から後半距離(15キロ)で順位を落として4位。ドイツが優勝した。

 チームメートと抱き合い、踊り、雪上にひざまずいてお辞儀するパフォーマンス。2チームを残してトップに立ち、メダルが確定すると小林陵は喜びを爆発させた。2本目は123メートルでドイツとオーストリアには届かなかったものの、「みんなベストパフォーマンスを出し切ると信じて、良いジャンプを心がけた」と笑顔を見せた。各国のエースがそろう4番手に小林陵がいるのが心強かった。1本目は小林潤と小林陵の兄弟がいずれも127メートルを飛び、3位で折り返し。2本目では1番手の佐藤が125メートルで一時2位に浮上し、ポーランドを突き放した。小林潤は2本目も126メートルをマークして「2本ともいいジャンプでチームに貢献できた」と喜んだ。

 6位に終わった昨季の平昌冬季五輪後に若手が台頭した。今季W杯で22歳の小林陵が初勝利から一気に11勝を挙げ、日本男子初の総合優勝に王手。23歳の佐藤も今季初めて表彰台に上がった。46歳の“レジェンド”葛西紀明が不振で代表落ちしたが、新エースを中心に団体で表彰台を狙う戦力が整った。「物凄く気持ち良かった」と言う佐藤の横で、10年前の銅メダルメンバー・伊東は「今日は後輩たちに助けられた。若い選手がどんどん育って凄くうれしい」と感慨深げに話した。

 《渡部兄弟メダル逃す》渡部兄弟はライバルに逆転を許し、複合団体スプリントで2大会連続のメダルを逃した。前半飛躍を2位で終え、渡部暁は後半距離に向けて「つかまった後にどのぐらい耐えてレースできるか」と話していたが、踏ん張れなかった。後半距離は1・5キロを2人で交互に計10周滑る。先頭はドイツが序盤から独走。中盤までノルウェー、オーストリアと表彰台争いを演じた日本は6周目の終盤で渡部暁が集団からやや遅れた。7周目にスキーが折れるトラブルもあって渡部善がちぎられ、万事休した。

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