大坂と激突!クビトバ 夢舞台に「まだ信じられない」

[ 2019年1月26日 05:30 ]

全豪オープンテニス女子シングルス決勝   クビトバ―大坂なおみ ( 2019年1月26日    オーストラリア・メルボルン )

全豪オープン女子シングルス決勝へ向けた記者会見に出席したクビトバ(AP)
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 14年のウィンブルドン以来の4大大会制覇を目指すクビトバは会見に臨み、「決勝に進めたことはまだ信じられない。一時は再びテニスをできるかどうかも分からなかったから」と実感を込めた。

 11年ウィンブルドンを21歳で制覇。着実に実力をつけていたが、16年12月に自宅で強盗に襲われ、利き手の左手に重傷を負った。選手生命の危機に陥ったが、手術の末に17年全仏で復帰。再びグランドスラムを制するチャンスが来た。

 身長1メートル83のビッグサーバー。角度のある打球は速さに加えて重いのが特長で、気迫を前面に押し出す攻撃的なタイプ。威力のあるフォア、バックの両ハンドで巧みにリターンを狙う。今大会は準決勝までの全6試合をストレートで勝利。関係者によると、気難しくメンタルトレーナーが何人も辞めているが、クビトバは「今月はメンタルトレーナーと全然、話をしていない。凄く良いこと」と精神面の充実を強調した。持ち味のパワーを封じるためにも、大坂はストローク戦に持ち込み、相手を動かしてバランスを崩させることがポイントとなりそうだ。

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2019年1月26日のニュース