神鋼カーターがお礼参り 来季が現役ラストイヤー?「しばらく休む。そこで考える」

[ 2019年1月26日 13:43 ]

神戸市の南宮宇佐八幡神社でお礼参りをしたラグビー神戸製鋼のSOダン・カーター
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 ラグビーのトップリーグを15季ぶりに制した神戸製鋼が26日、神戸市の南宮宇佐八幡神社で優勝のお礼参りをした。SOダン・カーター(36=ニュージーランド)も出席。玉串を捧げるなどの初体験をした世界のスーパースターは、「日本の文化の新たなことを学べた。重要な体験ができて本当に良かった。こういう経験を含めて日本に住むのが好きです」と、引き締まった表情で語った。

 来季が2年契約のラストイヤーになる。これまでに日本でユニホームを脱ぐ考えを口にしている。来季が現役最後の年になることも想定されるが、「そこまではまだ考えていない。今季、チームが優勝できるようにやってきた。これから少し休むけど、そこで考えると思う」と、語るにとどめた。

 この日で今季のチーム行事は終了。シーズン中だけでなく、シーズン終了後も、神戸製鋼の工場に訪問するなど、チーム活動に積極的に参加してきた。どこへ行ってもサインと記念撮影の長蛇の列ができたが、それらに応じた。グラウンド外でも模範的な姿を見せた。

 27日にニュージーランドに戻りオフに入る。「家族と長く過ごしたい。犠牲にしてきたからね」。次の来日は「まだ分からない」と語った。4月のチーム練習再開よりも遅れて合流することになりそうだ。

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2019年1月26日のニュース