貴景勝“ノルマ”3場所33勝到達 大関昇進について、千秋楽に審判部で協議の意向

[ 2019年1月26日 18:33 ]

大相撲初場所14日目 ( 2019年1月26日    両国国技館 )

<大相撲初場所14日目>隠岐の海(右)を押し出しで破った貴景勝(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 2連覇を狙う関脇・貴景勝(千賀ノ浦部屋)が平幕・隠岐の海を電車道で押し出し、11勝目を挙げた。大関昇進の目安となる“三役で直近3場所33勝”に到達。これまで貴景勝の大関獲りについて慎重な姿勢を貫いてきた阿武松審判部長(元関脇・益荒雄)が「あした(千秋楽)正午に審判部の皆さんに集まってもらい、話し合いを持ちます」と審判部で協議することを明かした。

 ただ一方で、「いろんな意見が出ると思います。まずは聞いてみるということです。(大関昇進を決めるのは)あしたの結果によるかもしれません」とも話す。千秋楽結びの一番で戦う豪栄道との取組を見て判断する可能性も示唆した。

 その中で、隠岐の海に完勝した内容についても「完璧な相撲ですね。落ち着いています」と絶賛していた。

続きを表示

2019年1月26日のニュース