陵侑 いざ“原田&葛西超え”10勝へ!3位で本戦進出

[ 2019年1月26日 05:30 ]

<ジャンプ男子W杯札幌大会>予選で128.5m飛び、3位で通過した小林陵侑(撮影・高橋茂夫)
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 スキージャンプのW杯男子個人第15戦は25日、札幌・大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS135メートル)で予選を行い、個人総合首位の小林陵侑(22=土屋ホーム)は128・2点の3位で26日の本戦へ進んだ。

 降雪で開始が1時間遅れ、途中から再び雪が強くなる不安定な天候。それでも、史上3人目となるジャンプ週間全勝優勝など今季だけで9勝を挙げている小林陵は128・5メートルをマークし、「いいフィーリングをつかむことができた」と前向きに話した。22日の帰国後は味噌ラーメンなどの日本食で欧州遠征の疲労も回復。「明日は140メートルぐらいのビッグジャンプをお届けしたい」と話した。

 札幌開催のW杯で優勝した日本人は過去6人。日本人最多17勝の葛西紀明(土屋ホーム兼任監督)や小林陵と9勝で並ぶ原田雅彦は札幌で勝っていない。小林陵が12年の伊東大貴(雪印メグミルク)以来、日本人7人目の札幌W杯制覇を果たせば“葛西&原田超え”に加えて歴代単独3位のW杯10勝目となる。

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2019年1月26日のニュース