渡辺雄太がGリーグに出場して23得点 グリズリーズと契約したGリーグ出身のカボクロは…

[ 2019年1月26日 12:45 ]

Gリーグの試合に出場した渡辺雄太(AP)
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 NBAグリズリーズと「2―WAY契約」を締結している渡辺雄太(24)は25日、マイナーのGリーグ、メンフィス・ハッスルの一員として出場。ニューヨーク市北東部のホワイトプレインズで行われたウエストミンスター・ニックス戦に先発し、32分の出場で23得点と7リバウンドをマークしたが、ハッスルは97―108(前半44―55)で敗れて17勝13敗となった。

 10日ぶりにGリーグでの試合となった渡辺はフィールドゴール(FG)を17本中9本(うち3点シュートは4本中1本)、フリースロー(FT)は4本すべて成功。前半は6得点だったが後半に入って17得点を稼いだ。

 20得点以上は2試合連続で今季6回目。しかし出場時間帯のチーム得失点差は自己ワーストのマイナス17で、出場した試合でのチーム成績は10勝9敗となった。

 Gリーグ19試合では平均13・8得点、8・1リバウンド。シュートの成功率はFGが43・8%、3点シュートは32・4%、FTは85・9%となった。

 ニックスは19勝13敗。Gリーグの東地区全体では14チーム中4位につけている。

 NBAグリズリーズはGリーグのリオグランデバレー・バイパーズ(ロケッツ傘下)に所属していたブラジル出身のフォワード、ブルーノ・カボクロ(23=2メートル6、99キロ)と10日間契約を締結。同選手は2014年のドラフトで全体20番目にラプターズに指名された得点力のあるフォワードで、NBAではキングスなどで35試合に出場し、バイパーズでは今季28試合で16・4得点をマークしていた。

 グリズリーズと合流したカボクロはこの日、メンフィスで行われたキングス戦に8分出場。FGは4本すべて失敗し、今季Gリーグで43%の成功率を誇っていた3点シュートも3本とも外した。グリズリーズは96―99で敗れ、8連敗を喫して19勝30敗。なおカボクロの契約期間中、渡辺はGリーグでの出場になりそうだ。

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2019年1月26日のニュース