ロケッツのハーデンが35得点 22試合連続の両軍最多得点は歴代2位 ジョーダンを超える

[ 2019年1月26日 14:22 ]

ラプターズ戦で35得点をマークしたロケッツのハーデン(AP)
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 NBAは25日に各地で10試合を行い、西地区全体5位のロケッツは地元ヒューストンで東地区全体2位のラプターズを121―119(前半70―61)で下して28勝20敗。ここ4戦で3勝目を飾った。

 得点部門1位のジェームズ・ハーデン(29)は3点シュートこそ13本中2本しか決められなかったが、フリースローは15本すべて成功。40分の出場で両軍最多の35得点を稼いで勝利に大きく貢献した。

 ハーデンの30得点以上は歴代4位の22試合連続。1試合における両軍最多得点も22試合連続で、これはマイケル・ジョーダン(元ブルズ)を超える歴代2位の記録となった。

 どちらの部門の記録も、1試合最多の100得点をマークしたウィルト・チェンバレン(元ウォリアーズほか)が保持しており、30得点以上のNBA記録は65試合連続。しかしチェンバレンの歴代2位の記録は31試合で3位は25試合。ハーデンは“チェンバレン超え”を視界にとらえている。

 チェンバレンの両軍最多得点の連続記録は40試合。20世紀を代表する名センターだったチェンバレンにハーデンがどこまで迫っていくのかが注目されるところだ。

 ロケッツはネッツを解雇されたあとに契約したフォワード兼センターのケネス・ファリード(29)が移籍3戦目で21得点と14リバウンドをマーク。主力センターのクリント・カペラ(24)が右手親指の負傷で戦列を離れてしまったが、その穴を埋める見事な活躍を見せた。

 ラプターズは36勝15敗。主力フォワードのカワイ・レナード(27)は5試合ぶりに復帰して32得点を稼いだが勝利にはつながらなかった。チームは第4Q残り1分14秒で11点を追っていたものの、残り1分7秒からの40秒間で3点シュートを3本集中させて2点差までに急追。しかし追撃もあと一歩及ばなかった。

 なお東地区全体首位のバックスは6連勝。ラプターズとのゲーム差は「1」となった。同6位のネッツも6連勝を飾ったが、今季17・2得点をマークしているガードのスペンサー・ディンウィディー(25)が右手親指を痛めて手術が必要な状況となっており、今後の対応が注目されるところだ。そのネッツに敗れたニックスは9連敗。不振に陥っているグリズリーズもキングスに敗れて8連敗となった。

 <その他の結果>

ウィザーズ(21勝27敗)109―97*マジック(20勝29敗)

*ネッツ(27勝23敗)109―99ニックス(10勝37敗)

ヒート(23勝24敗)100―94*キャバリアーズ(9勝41敗)

クリッパーズ(27勝22敗)106―101*ブルズ(11勝38敗)

キングス(25勝24敗)99―96*グリズリーズ(19勝30敗)

*マーベリクス(22勝26敗)106―101ピストンズ(21勝27敗)

*バックス(35勝12敗)108―99ホーネッツ(22勝35敗)

*ジャズ(28勝22敗)106―102ティンバーウルブス(24勝25敗)

*ナゲッツ(32勝15敗)132―95サンズ(11勝40敗)

 *はホームチーム

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2019年1月26日のニュース