大坂は決勝進出ならず 第1サーブ精度欠き「すねてしまった」

[ 2019年1月6日 05:30 ]

テニス・ブリスベン国際 ( 2019年1月5日    オーストラリア・ブリスベン )

女子シングルス準決勝でポイントを奪われた大坂
Photo By 共同

 女子シングルス準決勝は第2シードで世界5位の大坂なおみ(21=日清食品)が27位のレシア・ツレンコ(29=ウクライナ)に2―6、4―6で敗れ、初の決勝進出はならなかった。

 武器の第1サーブで精度を欠いてストレスをため、ストロークで力んでミスを連発した。大坂は昨夏の全米オープン準々決勝ではわずか57分で退けた相手に雪辱を許すとうつむいた。「試合での態度が最悪だった。自分がいいプレーをできないことにどう対処していいか分からなくて、すねてしまった」。今季ツアー開幕戦で再び精神面の課題が出たことを悔しがった。

 「ある意味、優勝するよりいい経験を積めたと感じる。価値あるレッスンだった」と切り替えた大坂は次戦に予定したシドニー国際(6日開幕)を欠場することが5日、分かった。今後は4大大会第1戦の全豪オープン(14日開幕・メルボルン)に向け、調整するとみられる。

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2019年1月6日のニュース