流通経大柏 サッカー部とのW制覇消えた…強力FW相手に奮闘も後半力尽く

[ 2019年1月6日 08:37 ]

第98回全国高校ラグビー大会第6日・準決勝   大阪桐蔭31―流通経大柏 ( 2019年1月5日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<大阪桐蔭・流通経大柏>決勝進出ならず、ガックリと肩を落とす流通経大柏フィフティーン(撮影・北條 貴史)
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 悲願の頂点は遠かった。流通経大柏(千葉)は前半こそ12―17と食い下がったものの、後半に試合巧者の相手にたたみ掛けられ、準決勝敗退。相亮太監督は「後半は相手が修正を掛けて対応してきた」と話した。

 大阪桐蔭の強力FWにボールを持たせないため、前半はキック合戦に持ち込んだ。しかし、相手がハイパントで競り合う局面をつくってきた後半は4、11分とFWのパワープレーでトライを奪われた。

 プロップ葛西主将(3年)は「フィジカルの強さは想定していたが当たり負けた」と涙を流す。この日4強進出を果たしたサッカー部とのダブル優勝が消え、悔しさが募った。葛西は「あいつら(後輩)なら日本一を取ってくれると信じている」と夢を託した。

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2019年1月6日のニュース