稀勢の里 非公開で相撲稽古「楽しかった」 琴奨菊&豊ノ島が“お膳立て”

[ 2019年1月6日 14:13 ]

琴奨菊、豊ノ島との稽古を終え、田子ノ浦部屋から引き揚げる稀勢の里
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 13日に初日を迎える大相撲初場所(両国国技館)で進退が懸かる横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が6日、東京都江戸川区の同部屋で、幕内・琴奨菊(34=佐渡ケ嶽部屋)、十両・豊ノ島(35=時津風部屋)と非公開で相撲を取る稽古を行った。3人での稽古は琴奨菊が計画し、豊ノ島が稀勢の里に声を掛けて実現した。稀勢の里は15番程度、相撲を取ったようで「力を抜かずに最後まで必死に来てくれたから、いい稽古になった」と収穫を口にした。

 琴奨菊と豊ノ島は02年初場所が初土俵で、稀勢の里の初土俵は02年春場所。1場所違いのデビューとあって、新弟子が通う相撲教習所時代から稽古を重ねてきた。高校相撲で活躍した琴奨菊、豊ノ島に対し、本格的な相撲経験のなかった稀勢の里は中学卒業後に角界入り。「教習所の2人は圧倒していて歯が立たなかった」というが、新十両(04年夏場所)は豊ノ島と同じで、琴奨菊より1場所早かった。関取になってからは、04年名古屋場所で新十両だった片山(引退)を含めた4人で「巡業で毎日やっていた」としのぎを削った。当時を思い出したかと問われると「昔以上に必死だったかもしれない」と笑みをこぼし、「楽しかった」と充実感を漂わせた。

 琴奨菊は稀勢の里と同じ二所ノ関一門だけに、稀勢の里の横綱昇進後も連合稽古などで胸を合わせている。稀勢の里が左大胸筋などの負傷で苦しんでいた時には稽古場で圧倒することもあったが、この日は横綱の復調ぶりを体感。8番程度取って2、3番は勝ったものの「(稀勢の里は)強い。突き放すことができなくなっている。重いから」と振り返った。

 豊ノ島は稀勢の里が横綱になってから稽古したのは初めて。「横綱相手なので、なかなかうまくいかなかったけど、肌を合わせたことは自分にとって、いい刺激になった。(7番程度取って)全敗だったけど気持ち良かった」と満足していた。

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