奈紗、成人の誓い「メジャーで優勝」全米女子OP制して“本当の世界一”に

[ 2019年1月6日 10:00 ]

おせち料理を前に今年の目標を掲げる畑岡
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 女子ゴルフの畑岡奈紗(19=森ビル)が、20歳を迎える19年シーズンへの思いを熱く語った。昨季は日本人選手として史上最年少での米ツアー初Vを含む2勝。米参戦3季目の目標には、77年の樋口久子・現LPGA相談役(73)以来史上2人目となるメジャー制覇を掲げる。4大メジャーの中でも、ナショナルオープンである全米女子オープンでの勝利を誓った。

 ――米ツアー参戦2年目の昨季は、初勝利を含む2勝を挙げた。飛躍の一年になった?

 「本当に自分の満足いく結果を残すことができたんじゃないかなと思う。プロ転向したときの目標が2年以内の優勝だったので」

 ――米ツアーに溶け込んでいるように見える。

 「あいさつだけでもいいと思って、しゃべれないなりに話しかけたりしている。それに、優勝してからは他の選手の対応が変わったように感じた。結果を出さないと強い選手として見られないんだと思った」

 ――来季は20歳として迎える節目の一年になる。

 「メジャーで優勝したい。その中でも、世界一を決める大会は全米(オープン)だと思っている。他のメジャーは名前が変わったりするが、歴史に一生残るのは全米女子オープンだけなんじゃないかと。本当に世界一と言うには、全米を勝たないと」

 ――世界ランク1位のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)ら強敵がたくさんいる。

 「今はアリヤやソンヒョン(朴城ヒョン)とかが世界のトップでやっている。早くそういう選手に近づかないといけない」

 ――メジャー初優勝へのプランは考えているか。

 「あまり強く意識し過ぎないように、と思っている。もちろん雰囲気や緊張感も違うが、いつも通りやらないと自分らしいプレーもできない。意識の部分では“メジャーだから”とか考えないようすることですかね」

 ――今季は米国内にベースを置く予定だが、ツアーを戦う上で大きな味方になるのでは。

 「昨季はまだベースがないので練習場所も限られてしまった。練習ができても、パブリックのコースなのでボールがよくなかったり芝がぼろぼろだった…。アリヤ、モリヤ(ジュタヌガーン姉妹)のところに行かせてもらって、奇麗なコースで練習させてもらったこともあった。拠点はフロリダ州で、と考えている」

 ――2020年の東京五輪への思いも強い。

 「五輪に出るという目標もあって、米国で早いうちからやりたいと思い、初めて16年に予選会を受けた。ゴルフ人口は今減ってしまっているが、そういう(五輪のような)みんなが知っている大会でメダルを獲ることができたら、少しでも注目されると思う。まずは代表に選ばれるために、世界ランクを意識してやっていく」

 ≪17日フロリダで始動≫畑岡は13日に地元の笠間市で行われる成人式に出席。その後に渡米し、今季は17日開幕のダイヤモンド・リゾーツ(フロリダ州)から始動する。今季はメジャー大会の日程が変わり、エビアン選手権が9月から7月に移動。翌週にAIG全英女子オープンが組まれており、2週連続でメジャーが行われる。「今季は、どこにピークをもっていくかも大事になってくる」と話している。

 ◆畑岡 奈紗(はたおか・なさ)1999年(平11)1月13日生まれ、茨城県出身の19歳。母親の影響で、11歳でゴルフを始める。15年から世界ジュニア選手権2連覇。17歳だった16年10月に日本女子オープン選手権で史上最年少優勝を果たし、プロに転向。17年から米ツアーに本格参戦し、18年6月のアーカンソー選手権で日本勢最年少での米ツアー初優勝を飾るなど米2勝。名前は米航空宇宙局(NASA)に由来する。1メートル58。

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