貴景勝 初場所へ充実の15番「動き良くなっている」

[ 2019年1月6日 17:32 ]

貴ノ富士(左)と稽古する貴景勝(撮影・郡司 修)
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 大相撲の新関脇・貴景勝(22=千賀ノ浦浦部屋)は6日、東京都台東区の同部屋で相撲を取る稽古を行い、順調な調整ぶりを見せつけた。十両・隆の勝、幕下上位の貴ノ富士らを相手に、立ち合いを試しながらも抜群の反応を見せた。本場所まで残り1週間となり、気持ちも入り「いい感じだと思います」と好感触を得た様子だった。

 貴ノ花部屋時代よりも稽古時間は長くなったが、当時から隆の勝が出稽古に訪れていたこともあり「もう慣れたしいい感じ」と新たな環境にも順応。連日、本番さながらの稽古で充実した時間を過ごしている。

 15番取った相撲では、下からの攻めで相手を翻弄(ほんろう)し、劣勢でもキレのある動きで状況を打開した。大関を目指す中、得意のスタイルに磨きを掛ける先場所の覇者は「動き良くなっていると思う」と自信を示した。

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