錦織圭 2年11カ月ぶりツアーV 決勝連敗9で止めた、メドベージェフに雪辱

[ 2019年1月6日 20:55 ]

ブリスベン国際男子シングルス決勝   錦織圭―ダニル・メドベージェフ ( 2019年1月6日    オーストラリア・ブリスベン )

ポイントを奪い、ガッツポーズの錦織(AP)
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 テニスのブリスベン国際は6日、男子シングルス決勝が行われ、第2シードで世界ランキング9位の錦織圭(29=日清食品)が、第4シードで同16位のダニル・メドベージェフ(22=ロシア)を6―4、3―6、6―2で下し、9連敗中と鬼門だったツアー大会決勝を突破。2016年2月のメンフィス・オープン以来、2年11カ月ぶりにツアー12勝目となる優勝を飾った。初の4大大会制覇へこれ以上ない新年のスタートとなった。

 今大会2年ぶりの決勝進出となった錦織は第1セット、第2ゲームでいきなりブレークを許したが、ストローク戦で力強いショットを繰り出し反撃に出た。メドベージェフのミスを誘い、第5、7ゲームをブレークし、第1セットを先取した。しかし第2セット、8度のブレークポイントを逃すと、逆に第8ゲームをブレークされて、今大会4試合目で初めてセットを落とした。

 そして運命のファイナルセット、第4ゲームでブレークに成功すると、そのまま押し切った。昨年10月の楽天オープン決勝で敗れた相手に雪辱を果たし、2017年8月に痛めた右手首の不安も、もうない。悲願の4大大会初制覇へ14日開幕の4大大会初戦・全豪オープンを迎える。

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