東地区上位2チームの対決はラプターズの勝ち ロケッツの連勝は6でストップ

[ 2019年1月6日 15:50 ]

インサイドに切れ込むラプターズのレナード(AP)
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 NBAは5日に各地で8試合を行い、東地区の上位2チームが激突したミルウォーキーでの一戦は2位ラプターズが1位バックスを123―116(前半56―57)で下して29勝12敗。ここ4戦で3勝目を挙げ、バックスとの差は勝率で4厘差となった。

 カワイ・レナード(27)が30得点と5スティールをマークすれば、成長著しいパスカル・シアカム(24)も自己最多の30得点を記録。このカードでは今季3戦目で初勝利となった。

 バックスは27勝11敗。ヤニス・アデトクンボ(24)が今季初めて3本の3点シュートを決めて(試投5本)43得点と18リバウンドをたたき出したが、チームの連勝は5で止まった。

 ロケッツは敵地ポートランドでトレイルブレイザーズに101―110(前半46―59)で敗れて22勝16敗。ジェームズ・ハーデン(29)が38得点を稼いだものの、チームの連勝は6でストップした。

 ハーデンは前半で放った8本の3点シュートをすべて失敗して9得点のみ。しかし後半は27本中13本の3点シュートを決めてトレイルブレイザーズを猛追したが、40得点以上の連続記録は5試合で途絶えた。ただしハーデンは35得点以上では10試合連続、30得点以上では12試合連続とまだ記録は更新している。

 勝ったトレイルブレイザーズは23勝17敗。西地区全体では7位ながら、4位クリッパーズ、5位ロケッツ、6位スパーズとはゲーム差なしとなった。ここ4戦では3勝目。センターのユスフ・ナーキッチ(24)が25得点、15リバウンドをマークし、C・J・マッカラム(27)は24得点、ダミアン・リラード(28)は17得点と12アシストを記録してロケッツを退けた。

 西地区全体3位のウォリアーズは敵地サクラメントでキングスに127―123(前半70―69)で競り勝って26勝14敗。ステフィン・カリー(30)が3点シュートを20本中10本成功させて42得点をマークし、勝負どころの第4Qに20得点を集中させて接戦をものにした。

 キングスは4連敗を喫して19勝20敗。バディー・ヒールド(26)が自己最多となる8本の3点シュートを決めて32得点をマークしたが、最後はカリーのシュート力に屈する形となった。

 今季のこのカードは3戦全敗。しかし得点差は1→5→4といずれもわずかで、最後に詰めを欠く試合が続いている。

 なお西地区全体首位のナゲッツはホーネッツを下して5連勝。ホームでは10連勝を飾った。スパーズに敗れたグリズリーズは5連敗。新年になってまだ白星には恵まれていない。ペリカンズに敗れたキャバリアーズは9連敗。ここ3試合の点差は25→26→35で、勝機すら見いだせない泥沼に陥っている。

 <その他の結果>

*ナゲッツ(26勝11敗)123―110ホーネッツ(18勝20敗)

ジャズ(20勝20敗)110―105*ピストンズ(17勝20敗)

*76ers(26勝14敗)106―100マーベリクス(18勝21敗)

ペリカンズ(18勝22敗)133―98*キャバリアーズ(8勝32敗)

*スパーズ(23勝17敗)108―88グリズリーズ(18勝21敗)

 *はホームチーム

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