三浦桃香 予選落ちも「自分のゴルフのレベルは上がっていると思います」

[ 2018年11月17日 01:32 ]

女子ゴルフ 大王製紙エリエールレディース第2日 ( 2018年11月16日    愛媛県松山市 エリエールゴルフクラブ松山  6525ヤード、パー72 )

前半のイン9ホールを終えて練習グリーンでパッティングをチェックする三浦桃香
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 賞金ランク81位で今大会を迎えた“黄金世代”三浦桃香(19=フリー)は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72とスコアを伸ばせず、通算1オーバーの74位で予選落ち。次週のツアー2次予選会(QT)へ向かうことになった。3月に地元宮崎で行われたアクサレディースでは最終日を単独首位で迎えるなどシーズン序盤戦の話題をさらったが、中盤戦以降は調子を落とし、納得のいくゴルフができないでいた。

 ――プレーを振り返ると。後半のアウトは2バーディーの34でした。

 三浦 QT(ツアー予選会)に悪い気分で行きたくなかったので後半(アウト)は全部狙っていきました。その結果、イーグル狙ってバーディーだったり。パットもいいんです。私、3パットをしてないんですよ。この2日間。頑張ってるでしょ。

 ――これで今季のツアー競技は終了しました。どんな1年でした。

 三浦 そうですね。早かったですね。いろいろこう悩んだことが多くて。最後の3週間くらいですかね。自分らしいゴルフができたのは。

 ――それは何か吹っ切れたものが。

 三浦 吹っ切れたというよりメチャ練習頑張ったので。元に戻すために。いつも日没まで時間が過ぎちゃうから(試合会場で)パターとアプローチをしてから普通の練習場に行ってショットの練習をして。今週ももちろん。それでこの結果だったらしょうがないですし、それが自分の実力だというのが分かったし、でも、QTまですぐだし、落ち込んでる場合じゃないんで。

 ――悔しい結果ですが、そんな中で収穫は。

 三浦 成績は出てないんですけど、自分のゴルフのレベルは上がっていると思います。昔はあんまり怖いものを分かってないので、ガンガン狙ってて、悪い時は悪い、いい時はいいでしたけど、それだと傷が大きくなるので、スイングを変えたりとか。頑張ってたと思います。

 ――優勝争いも経験したシーズンの序盤戦でもし勝っていれば。

 三浦 それは無理ですよ。全然無理です。実力が足りない。

 ――1番足りないと思ったところは。

 三浦 ドライバーとパターです。でもドライバーは替えて良くなってます。ずっとOBも打ってないし、曲がってないんですよ。(キャロウェイゴルフの)ローグに替えて。フェアウエーウッドも。昔、フェアウエーウッドはすごい曲がってたんですけど、替えてからロングのセカンドをしっかり狙える回数が増えました。パターも良くはなっているので、時間は足りないんですけど、あとはアイアンショットをもっと練習すれば良かったんだと思います。でもしょうがないですよね。最初、シーズン開幕から中盤まででプロアマが入っちゃって思ったよりすごい疲れちゃったんですよ。その時にもうちょっと練習したら良かったのかなとも思いますけど、練習してたら今みたいに体力は保たなかったと思うので、難しいですね。オフの時にこのくらい疲れるというのは想像してなかったので。もうちょっと考えてやれば良かったのかな。それも勉強だったのかなと思います。

 私はすごく性格的に疲れちゃうんですよ。気を遣っちゃうので。あと私はすごく早く寝るので、前夜祭とかあるとずっと起きてなきゃならないし、いっぱい寝なきゃいけないのに寝れなかったり。お化粧とかもあるので寝るのが大体10時とかになっちゃって。

 ――いつもは。

 三浦 大体8時半です。それに花粉症があったので、プラスして風邪も引いちゃって、それがずっと長引いてて、そこで練習しなかったら、アイアン悪くなって、パター悪くなってって感じで。いろいろありましたね。想定外だったです。今はもう慣れたので、試合もプロアマも体力をどこに残せばいいのかとか、練習ラウンドをどの回数すればいいのかとか分かったので。そうですね。勉強でしたね。

 ――ツアー予選会をクリアしたとして来季の目標は。

 三浦 今は何も考えてないですね。来年のことなんて頭にないので、まだ。頑張ります。

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2018年11月16日のニュース