貴景勝単独トップ 八角理事長も評価「余裕がある。努力の証」

[ 2018年11月16日 19:09 ]

大相撲九州場所6日目 ( 2018年11月16日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所6日目>支度部屋で記者の質問に答える貴景勝貴景勝(撮影・岡田 丈靖)
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 小結・貴景勝が魁聖を突き落しで破り、全勝を守った。5日目まで並んでいた栃煌山が錦木に敗れ単独トップに立った。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「やっぱり前に出る圧力がついているから余裕を持ってさばける。いっぺんに(相手を土俵の外に)持っていけなくても慌てない。余裕がある」と評価した。

 元貴乃花親方の退職で今場所から千賀ノ浦部屋に移籍し環境が変わったが、本人は「新たな部屋で頑張るしかない。いつまでも前の部屋がとか言ってられないです」としっかり気持ちを切り替えている。玉ノ井親方(元大関・栃東)も「いろんな関取衆と稽古ができて、充実した場所前の稽古ができたんじゃないかな」と努力の成果が出ているとみている。

 7日目は大関獲りを狙う御嶽海との注目の一番。八角理事長は今場所の貴景勝の成長ぶりについて「(圧力が出ているのは)自分でも感じていると思う。稽古しないとそれはつかない。努力の証だから」と話していた。

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2018年11月16日のニュース