“黄金世代”原英莉花 85位で予選落ちも「マッチョになってもっと飛ばします 見ててください」

[ 2018年11月17日 00:29 ]

女子ゴルフ 大王製紙エリエールレディース第2日 ( 2018年11月16日    愛媛県松山市 エリエールゴルフクラブ松山  6525ヤード、パー72 )

自らを応援する横断幕を前にティーショットの狙いを定める原英莉花
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 今夏のプロテストに合格した“黄金世代”原英莉花(20=フリー)は10月の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」(スポニチ主催)で4位に食い込むなど5度トップ10入りを果たし、約2940万円を稼ぎ出して現在賞金ランクは37位。既に初の賞金シード獲得を決めている。初日の出遅れ(4オーバー、85位)が響き、通算3オーバー、85位で予選落ちしたが、既に視線は来季へ向けられている。

 原 見違えるくらいになってくるので楽しみにしててください。

 ――来季はマッチョになって帰ってくるということでしょうか。

 原 はい、マッチョになってもっと飛ばします。見ててください。

 ――あと何ヤードといった飛距離的な目標はありますか。

 原 何ですかね。まだまだ振れなくなったりするんですよ。夏は気温で飛んでた部分があったし、自分の8割くらいの力でも飛ばせないと。今は頑張って振って飛ばそうと思っているんで。

 ――体重増の目標は。

 原 今年の春はプラス6(キロ)くらいはあったので、それをずっと維持できるように頑張りたいです。今はマイナス6(キロ)です。

 ――ではウエストも緩くなった。

 原 ウエアのサイズがもうやばくてズボンなんかぶかぶかで、中にヒートテックを履いてちょうどいいくらいです。

 ――オフは。

 原 新人戦やタイの試合、プロアマもあるので自分の思うようにはならないんですけど、合間を見つけてトレーニングを続けられるようにしたいです。来年の1月は基本(師匠の)ジャンボさんのところにずっといるつもりです。

 ――来季の抱負は。

 原 来年はプロとして魅力のある選手になりたいと思います。ゴルフが大好きだからただやってるだけだったんですけど、見られるスポーツなので、プロ選手としての自覚を持って、目標に向かいながらすてきになっていきたいなと思います。

 ――コンセプトは。

 原 クールです。

 ――少し話が戻りますが、今シーズンの自己採点は。

 原 70点か65点か。

 ――100点満点に届かない点は。

 原 やっぱり最後は最終戦(LPGAツアー選手権リコーカップ)に出たいというのを目標にやっていたので、予選落ちが続いたし、自分のメンタルをコントロールできなかったし、最後に強くないと、絶対、今後も(目標の)賞金女王にもなれないと思いますし、その部分では65点か70点かそのくらいだと思います。シーズンの最初は滑り出し良かったかなと思うので、オフの過ごし方が良かったと思うんですけど、シーズン中が過ごし方が意識が足りない部分があったからこういう成績だったと思うので。いい状態が維持できるように来年は常にこうプランを立てながらやっていかないと厳しいかなと思います。

 ――ジャンボさんにいい報告ができますか。

 原 できないでしょ。これ。また、ビリかって言われます。

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2018年11月16日のニュース