【一問一答】大坂なおみ　論争呼んだ決勝の雰囲気は意に介さず「残念じゃない」

＜大坂なおみ帰国会見＞笑顔で報道陣の質問に答える大坂（撮影・沢田　明徳）
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　全米オープンの女子シングルスで日本人初の４大大会制覇を成し遂げた大坂なおみ（２０＝日清食品）は早朝帰国の疲れも見せず、笑顔で記者会見に臨み、あらためて全米優勝を振り返った。

　――今の気持ちは。

　応援してくれた皆さまにお礼申し上げたい。また、北海道で地震があったことについてもお見舞い申し上げたい。空港でも多くの人が迎えてくれてびっくりしたが、声援を受けているんだと感じました。

　――早朝便で日本に着いた。

　いま？眠いです…。でもとても幸せです。

　――日本は大坂ブームになっている。

　応援受けているのは感謝で一杯。今回の大会でもいいプレーしたい。いまは波にうまく乗っていると思う。

　――いま着けている真珠のイヤリングは特別な思い入れがあるのか。

　全米オープンで、これが幸運をもたらせてくれた。ラッキーなアイテムだと思っている。

　――全米の決勝は残念な感じが残っているのか。

　実際はそれほど残念だとは思っていない。初めての決勝だし、初めてのグランドスラムでの優勝。終わってみれば全体的にハッピーなトーナメント。

　――日本で会いたい人は

　姉と会いたい。ウィンブルドンくらいから会ってないので、楽しく時間を過ごしたい。

　――根室の祖父に会う予定は

　会えるのを楽しみにしている。すごく楽しいおじいさん。面白いです。

　――東京五輪への思いは

　どのアスリートも夢舞台。とてもとても楽しみにしている。プレーするなら狙うのは金メダル。それを目標にして頑張りたい。

　――日本ではインスタグラムでどんな写真をアップしたいか。

　まだ分からないけど、コンビニに行ったときの写真になるのでは（笑い）

　――日本語でメッセージを送るとしたら

　「いつも応援ありがとうございます」「こんにちは〜、お寿司はすごく美味しい」

　――日本の子どもたちへのメッセージを。

　テニスは楽しく続けてもらいたい。戦いだがゲームなので楽しいはず。できるだけベストを尽くして欲しい。でも私を目標にしないで。そこまでの責任は持てません（笑い）