樋口新葉 今季フリーはビバルディ「四季」に変更 「愛の賛歌」は「大人になってから」

[ 2018年9月13日 10:41 ]

都内で練習を公開した樋口新葉(撮影・長久保豊)
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 フィギュアスケート女子の18年世界選手権銀メダリスト、樋口新葉(17=東京・開智日本橋学園高)は13日、都内で練習を公開し、今季のフリーの使用曲をビバルディの「四季」に変更することを明かした。当初は「愛の賛歌」で準備を進めていたが、8月上旬に「もっと大人になってから使いたい曲だなと思った」と変更を決断。シェイリー・ボーンさんの振り付けで、急きょ新しいプログラムを作り「冬と夏の部分を使っている。冬はスケートリンクを駆け抜けるように滑って、夏はステップなどで少し情熱的な表現ができたらいい」と意欲を示した。

 今季の挑戦を目指すトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は「まずはアクセルよりプログラムに集中したい。確実に跳べるジャンプがしっかり入るようになったら、余裕を持ってアクセルに挑戦したい」と一時封印する意向だ。

 仲のいい競泳の池江璃花子の今夏の活躍には刺激を受けた。「毎朝起きたらテレビのニュースに映っていた。毎日金メダルを獲って凄いなぁと思った。充実した練習が試合につながっているのがわかる。自分もそんな練習をしていきたい」。本格的なシーズンインとなるオータム・クラシック(20日開幕、カナダ)へ向けて、気持ちを高めていた。

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