大坂なおみ「終わってみればハッピー」 セリーナの騒動は意に介さず

[ 2018年9月13日 10:51 ]

<大坂なおみ帰国会見>笑顔で報道陣の質問に答える大坂(撮影・沢田 明徳)
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 テニスの全米オープンで四大大会のシングルスで日本勢初優勝を果した大坂なおみ(20)が13日、横浜市内のホテルで帰国会見を行った。

 元世界1位で第17シードのセリーナ・ウィリアムズ(36=米国)と戦った全米オープンでの決勝。地元のセリーナが準優勝に終わり、表彰式がブーイングで始まるなど、波紋を広げ、大きな騒動へと発展した。

 ああいった状況に「素晴らしい戦いができたと思うが、決勝戦は(セリーナの抗議や、表彰式のブーイングで)やや残念だった。優勝後も楽しめなかったのでは?」という英語での質問に「英語で聞かれるのは変な気持ちです」と笑顔を見せつつも、「私はそれほど残念とは思っていません」ときっぱり。「私の初めてのグランスラムでの決勝進出で、初めての優勝でしたので、そこでどれだけのものを期待すべきか、わかっていませんでした。終わってみれば、自分としてはハッピーなトーナメントだったと思っています。十分にたくさんのことは成し遂げられたと思っています。私に全く知らなかった経験をもたらしてくれていたので、そういう意味では経験がなかったぶん、何を考えていいか、わかっていなかったので、それほど多くを考えていませんでした」と振り返った。

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2018年9月13日のニュース