宮川紗江 光男副会長の反論に「悲しい。まさか“全部ウソ”と言われるとは…」

[ 2018年8月31日 08:25 ]

会見を行う宮川(撮影・尾崎 有希)
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 日本体操協会からパワーハラスメントを受けていたと告発した体操女子の宮川紗江(18)が31日、日本テレビ「スッキリ」(月〜金曜前8・00)の生放送に出演。日本協会の塚原千恵子・女子強化本部長(71)と夫の光男副会長(70)から受けたとするパワーハラスメントについて語った。

 番組冒頭、「眠りは浅くて、最近はそんな感じです」と騒動で眠れない日々が続いていることを明かした宮川。「記者会見ですべてのことを伝えたが、まだまだ伝えたいことがあったので。出演することによって、皆様にもっと真相を伝えていければいいと思ったので、出演させていただきました」と生出演を決めた思いについて語った。

 宮川が開いた29日の会見内容について、光男副会長は「全てウソ」と反論。「やっぱり記者会見でも、最初にウソ偽りなく発言しますといって真実を述べた」と改めてウソはないとしたうえで「そういう回答が返ってくるのは悲しい、悔しい気持ちになりました」と思いを吐露。「体操協会のほうが否定してくるとはある程度は想定していたが、まさか全部ウソと言われるとは思わなかったので、その部分では想定外だったかなと思う」とした。

 宮川の訴えを受け、日本体操協会は第三者委員会設置を発表したが、「第三者委員会を開くことで、新たな真実が出てきてくれればいいことだと思うので、ぜひやっていただきたい」。宮川と同じような思いをしている選手はどれぐらいいるのか?との質問には「現役の選手から引退の選手まで、だいぶ多くの人たちが思っていると思う」とも語った。

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2018年8月31日のニュース