宮川紗江 速見コーチとは毎日連絡「帰って来た時、思い切り練習できるように」

[ 2018年8月31日 08:47 ]

会見を行う宮川(撮影・尾崎 有希)
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 日本体操協会からパワーハラスメントを受けていたと告発した体操女子の宮川紗江(18)が31日、日本テレビ「スッキリ」(月〜金曜前8・00)の生放送に出演。元コーチの速見佑斗氏(34)への思いを語った。

 宮川は速見氏の指導について「(速見氏は)注意するときに熱くなるのは(宮川が)小さい頃から。初めて見る選手には、厳しいコーチだと思われていることは間違いない」としたうえで、「危険な行為や、身が入っていない時に叩かれたり、気合を入れたり、怒鳴るということはあった。そこは否定できない。叩かれたのは頭ですね」と暴力の事実は認めた。

 宮川も当初は速見氏の行為を「パワハラだと思っていなかった」と主張していたが、「その時は自分が悪かったと思っている」と非を認め、「いろんな方の意見を聞いて、今のスポーツ界ではダメなことだと、そこに関しては反省してもらって、処分を受けてもらって一からやり直したい。暴力をすべて否定するわけではなくて、認めて、これからは絶対許さないようにしたい」と話した。

 速見氏とは「ほぼ毎日連絡を取っている」そうで「(今は)ケガをしないように体を動かしているだけの状態。コーチが帰って来た時、思い切り練習できるようにしている段階」と前を向いた。

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2018年8月31日のニュース