星野 難コース攻略!3アンダー68で首位発進

[ 2018年8月31日 05:30 ]

男子ゴルフツアー フジサンケイ・クラシック第1日 ( 2018年8月30日    山梨県 富士桜CC )

<フジサンケイクラシック初日>17番、第3打を放つ星野陸也(撮影・沢田 明徳)
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 プロ3年目の星野陸也(22=フリー)が5バーディー、2ボギーの3アンダー68をマークし、4月の中日クラウンズ以来となる首位発進を果たした。好調なショットに加え13番では15メートルのバーディーパットを決め、難コースを攻略した。

 1メートル86の長身から繰り出される星野のショットが、全長7566ヤードのロングコースで威力を発揮した。「正直、難しいコースは好きで燃えます。1Wは抑えて打ちました」。8割の力でも標高1000メートルの舞台では300ヤード超え。アイアンの精度も高く好スコアを生んだ。13番では、約15メートルのパットを沈めてバーディー。その勢いで14、15番でもバーディーとしスコアを伸ばした。それでも「1メートルくらいのショートパットを3回ぐらい外した。もっと伸ばせた」と悔しそうなそぶりを見せた。

 昨年初めてシードを獲得し、今季も前半でトップ10入り4度。全米オープン(予選落ち)でアイアンの精度や体力面の重要さを痛感したという。8月の札幌オープン(チャリティー大会)では2日間ボギーなし、15バーディーを奪って優勝。緊張の中でも落ち着いて乗り切ったことも、この日のプレーに生かされた。「パターで流れをつかむ感じでプレー、初優勝できれば」と手応えを口にした。

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2018年8月31日のニュース