ウォリアーズのウエストが引退を表明 NBA通算1034試合で現役生活に別れを告げる

[ 2018年8月31日 11:26 ]

現役引退を表明したウォリアーズのウエスト(AP)
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 NBAのファイナル連覇に貢献したウォリアーズのフォワード、デビッド・ウエスト(38)が30日、「子供のころからNBAでプレーしたいという夢がかなって自分は幸せだった。ここまで支えてくれた家族、友人、コーチ、選手、そしてファンに感謝したい」と述べて引退を表明した。

 ウエストはゼイビアー大(オハイオ州)から2003年のドラフト1巡目(全体18番目)にホーネッツに指名されてNBA入り。ペイサーズ時代の2008年と09年には球宴出場も果たした。

 公式戦では15シーズンで通算1034試合に出場して平均13・6得点、6・4リバウンド。2メートル6、113キロのサイズながらフォワードだけでなくセンター・ポジションもこなすなど、フロントコートでは多彩な才能を発揮した。

 2016年にスパーズからウォリアーズに移籍。2017年と18年のファイナルではベンチ・プレーヤーながらシューター軍団の屋台骨を支え、キャリアの最後で悲願だったチャンピオン・リングを2つ獲得した。

 ファイナル優勝に絡んだウォリアーズのフロントコート陣では、ジャベール・マギー(30)がレイカーズ、ザザ・パチューリア(34)がピストンズにそれぞれ移籍。ウエストが引退したことで、陣容はガラリと変わることになった。

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