栃ノ心 稽古総見で7勝4敗「調子が上がってきている」 イベントでは巧みなはしさばきも披露

[ 2018年8月31日 16:59 ]

フジッコのイベントに参加してカスピ海ヨーグルトを頬張る栃ノ心(右)
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 右足親指を負傷して新大関だった名古屋場所を休場した栃ノ心(30=春日野部屋)は31日、東京・両国国技館での横綱審議委員会稽古総見で、関脇以上の力士と申し合いを行い、7勝4敗だった。

 大関・豪栄道、横綱・鶴竜、稀勢の里とは1番ずつ取っていずれも敗れたが、御嶽海、逸ノ城の両関脇には右四つからの寄りなどで地力の違いを見せ、7勝1敗。休場後、関取との稽古は30日に開始したばかりだが「調子が上がってきている。昨日より今日だね。またこれから、少しずつやっていかないと」と手応えを口にしていた。

 29日の輸入車販売大手「ヤナセ」のイベントに続き、この日午後からは食品メーカー「フジッコ」が主催する「小学校対抗豆つかみゲーム」にゲストとして参加した。1分間で大豆を椀の中に移す豆つかみゲームのエキシビションでは、巧みなはしさばきを披露。ゲストとしては08年の元プロ野球選手・古田敦也氏の34粒に次ぐ32粒の記録をたたき出した。同社の商品「カスピ海ヨーグルト」も食し、「足の痛みは少しあるが、(カスピ海ヨーグルトのように)粘り強い相撲を見せたい」と意気込んでいた。

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2018年8月31日のニュース