御嶽海 稽古総見で振るわず1勝13敗 八角理事長は苦言「気迫不足」

[ 2018年8月31日 13:08 ]

<9月場所・横審稽古総見>白鵬(右)の胸を借りる御嶽海(撮影・村上 大輔)
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 大相撲・横綱審議委員会(横審)による稽古総見が31日、両国国技館で行われ、秋場所(9月9日初日、両国国技館)で大関獲りに臨む関脇・御嶽海は1勝13敗と低調だった。平幕の輝に1勝2敗と押し込まれ、白鵬には3連敗。その後、横綱・鶴竜、大関・栃ノ心、大関・豪栄道と相撲を取ったものの、一度も白星を奪えずに稽古を終えた。

 「あんなもんじゃないですか。いつも通りです」。この日の結果にも、淡々としている御嶽海はマイペース調整を崩さず、大関獲りを懸けた本場所に臨むことを宣言している。ただ、相撲を見た八角理事長(元横綱・北勝海)は「気迫不足。(大関に)上がるんだという意識不足。ガツガツいかないと、物足りない」と苦言。横審の北村委員長は「それにしても弱すぎる」とがっかりしていた。

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2018年8月31日のニュース