栃ノ心 御嶽海に16番10勝 切れ悪く反省「思い切り当たれてない」

[ 2018年8月31日 05:30 ]

栃ノ心(右)は出稽古に来た御嶽海と胸を合わせた(撮影・佐藤博之)
Photo By スポニチ

 右足親指の負傷で新大関だった名古屋場所を途中休場した栃ノ心が30日、東京都墨田区の春日野部屋で、出稽古に来た関脇・御嶽海らと申し合いを行い、16番取って10勝6敗だった。

 関取と相撲を取る稽古は休場後初めて。6連勝で締めるなど、まわしを取れば地力を発揮したが、思い切り右足から踏み込めず劣勢を強いられる場面も多かった。「思い切り相撲が取れないから。全然、当たれていない」と反省の言葉を繰り返した。31日は大関昇進後初の横審稽古総見に臨むが「こんな感じだと横綱、大関と稽古はできない」と本格的稽古を回避する可能性を示唆した。

続きを表示

2018年8月31日のニュース