青木益未“傷だらけの新女王”だ!100M障害で1位でゴールした後に勢い余って転倒

[ 2018年6月24日 20:59 ]

陸上・日本選手権女子100メートル障害 ( 2018年6月24日    維新みらいふスタジアム )

女子100メートル障害決勝 優勝した青木益未
Photo By 共同

 傷だらけの新女王が誕生した。青木益未(24=七十七銀行)は後半に追い上げて1位でゴールした後、勢い余って転倒した。自己記録の13秒17で紫村、木村の両巨頭に競り勝ったものの、包帯で右腕をつるした痛々しい姿で取材エリアにやってきた。

 「もっと喜びたかったのに、もったいないな」

 地面に右肩を強打し、初優勝の歓喜に浸ることなく医務室へ直行。「(関節が)外れた。入れてもらった」と脱臼の疑いがあるほどの衝撃だった。今季もここまで故障続き。「たくさん泣いてもう無理だと思った」というハードラーに、ようやく勝利の女神がほほえんだ。

続きを表示

2018年6月24日のニュース