日本女子 米に3連勝 山田先制2ランに上野&藤田完封リレー

[ 2018年6月24日 05:30 ]

<日本・米国>2020年東京五輪会場となる福島県営あづま球場で行われた米国戦で力投する上野
Photo By 共同

 ソフトボール女子の日米対抗最終第3戦は23日、20年東京五輪会場となる福島県営あづま球場で行われ、世界ランキング2位の日本は1位の米国を2―0で下し、3戦全勝で終えた。日本は3回に山田(日立)の2点本塁打で先制。エース上野(ビックカメラ高崎)と藤田(太陽誘電)の継投で得点を許さなかった。

 東京五輪で使用する球場での一戦に、日本の宇津木監督は試合前、選手に「五輪の会場という意識を持ってやろう」と声を掛けた。先制した後は若手投手を試す選択肢もあったが、宇津木監督は「今日の試合がスタートになる」と白星にこだわり、上野に託した。35歳の大黒柱は10人の打者に対し一人の走者も許さない貫禄の投球。「2年後を楽しみにしながら、またここに帰ってきたい」と結んだ。

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2018年6月24日のニュース