JBAアンバサダー就任の大神雄子さん「松岡修造さん並みに熱く一緒に戦う」

[ 2018年6月24日 18:01 ]

日本バスケットボール協会のアンバサダーに就任した大神雄子さんと三屋会長
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 日本バスケットボール協会(JBA)は24日、今春に引退した元女子日本代表の大神雄子さん(35)が新設のJBAアンバサダーに就任すると発表した。都内で開かれた臨時理事会で承認した。

 「JBAアンバサダー」は今回新たに設けられた役職。三屋裕子会長は「大神さんはメッセージ性があって、アピール度のある人。普及や広報活動、バスケットの価値向上のために活躍してほしい」と第1号を大神さんに託した。現役時代は日本代表の主将を務め、熱いキャラクターでも人気だった大神さんは「5年後、10年後に指導者になるビジョンはあるが、まだまだバスケットを盛り上げたい。応援団長として声を張り上げたい」と意気込みを語った。

 現場の声を日本協会に届ける役割も期待されている。現在、女子のWリーグでは外国籍選手の登録は認められていないが、ルール見直しを求める声もある。米国や中国でプレーした経験がある大神さんは「以前は日本の大型選手が育たないと言われたが、今はどうなのか。バレーボールを見ていても関係ないんじゃないかと思う。競技のレベルだけでなく、(プロスポーツとしての)基準が上がると思う。外国人選手を入れてほしい願望があります」と持論を語った。

 アンバサダーとしての初仕事は29日の男子日本代表のW杯アジア1次予選オーストラリア戦(千葉ポートアリーナ)になりそうだ。「応援団長として千葉に行く。松岡修造さん並みに熱く一緒に戦いたい」と“バスケ界の修造”として声を張って応援することを約束した。

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2018年6月24日のニュース