延岡学園 インターハイ出場辞退 留学生バスケ部員が審判殴打

[ 2018年6月24日 05:30 ]

記者会見で謝罪する延岡学園高の佐藤則夫校長(左)ら=23日午後、宮崎県延岡市
Photo By 共同

 バスケットボールの全九州高校大会で留学生の男子選手が審判員を殴打した問題で、延岡学園高(宮崎県延岡市)は23日、8月に愛知県で開かれる全国高校総合体育大会(インターハイ)への出場を辞退すると発表した。指導責任があるとしてバスケ部の川添裕司監督を解任し、職員としても停職処分とした。

 学校によると、殴打したコンゴからの留学生は21日、同校関係者と共に審判員に謝罪。審判員は「(選手への)処罰感情はない」と話したという。警察の事情聴取も終わっており、同校は本人の希望を踏まえ、早期に帰国させる。自主退学扱いとする。

 チームは3カ月間、対外試合を自粛。管理責任者である理事長や校長らは3カ月の減給とする。週明けにも一連の処分内容を全国高等学校体育連盟に報告する。

続きを表示

2018年6月24日のニュース