旭大星 道産子魂で勝ち越し狙う 20年ぶり北海道出身幕内力士

[ 2018年4月30日 18:34 ]

友綱親方(右)とガッツポーズを見せる旭大星
Photo By スポニチ

 大相撲夏場所(5月13日初日、両国国技館)の番付が発表され、新入幕の西前頭15枚目・旭大星(28)が所属する友綱部屋で会見した。北海道出身の幕内力士は北勝鬨(現・伊勢ノ海親方)以来20年ぶり。故郷の大きな期待に「プレッシャーがかかりますね。目標はまず8勝。それから2桁勝利、三賞を考えたい」と笑った。

 北海道は大鵬、千代の富士ら日本最多の8横綱を輩出した、かつての相撲王国。「やっぱり自分が上がっていかないと。北海道から力士をめざす子がもっと出てきてほしい」と自らの活躍で復権を担うつもりだ。6月9日には妻・芳恵さんとの挙式を控え「勝ち越して結婚式を迎えたいです」と幕内残留を力強く約束。会見後には2人でガッツポーズも披露した。旭大星が付け人を務めていた友綱親方(43=元関脇・旭天鵬)からは「期待してくれる人を喜ばせたいという思いで頑張ってほしい」とエールを送られた。

 「また(十両に)落ちてしまったら意味がない。勝ち越さないと」。道産子魂で躍進を誓った。

続きを表示

2018年4月30日のニュース