栃ノ心 夏場所大関獲りへ「チャンス」 母国ジョージアからも期待

[ 2018年4月30日 14:28 ]

笑顔で記者の質問に答える栃ノ心
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 大相撲初場所で初優勝し、翌春場所10勝を挙げて大関獲りに臨むジョージア出身の東関脇・栃ノ心(春日野部屋)が30日、両国国技館で会見し、夏場所(5月13日初日)へ「優勝してから俺の国でも相撲が有名になって、もう一つ上(の番付)になるのを待ってるんじゃないですか」と意欲を口にした。

 大関昇進は、三役で直近3場所の合計33勝が目安とされている。栃ノ心は優勝した初場所、前頭3枚目だったが2大関など上位陣を撃破した。先場所も鶴竜から白星を奪うなど10勝しており、力を証明。夏場所の成績次第では大関昇進の可能性は十分に考えられる。東の関脇となり「初めてなんで、うれしい」と頬を緩めると、大関獲りに向けて「巡業でもファンが増えて、“大関になるように頑張って”と言われた。膝の状態もいい。チャンスと思って意識しています」と気合をにじませた。

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2018年4月30日のニュース