大垣ミナモ1点が遠い…3戦連続零封負け

[ 2018年4月30日 13:45 ]

第51回日本女子ソフトボール1部リーグ第1節

 「第51回日本女子ソフトボール1部リーグ」(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボールリーグ機構主催)は4月29日、岐阜・大垣、愛媛・松山、沖縄・読谷の3会場で第1節の6試合を消化した。昇格組の大垣ミナモはわずか1安打でデンソーに完敗。戸田中央総合病院に敗れた昨年2位の太陽誘電とともに、開幕3連敗となった。

 <大垣ミナモ>1勝が、1点が遠い。先発ロバーツの粘投も報われず、開幕から3試合連続の完封負けを喫した。2回にチーム唯一の安打を放った平川主将は「相手投手のボールに対応するスイングができていない」と反省する。地元・大垣で見せ場をつくれないまま屈辱の連敗。溝江香澄監督は「勝てるゲームを落として悔しい。立て直して、ここから勝利を積み重ねたい」と逆襲を誓った。

―――指揮官の執念実った逆転劇―――

 <戸田中央総合病院>真っ向勝負で、昨年2位の太陽誘電を撃破した。初回、3回と2度リードを許しながら、しぶとい打撃で連投の藤田を攻略。同点にした5回の攻撃では、走塁の微妙な判定を巡って、田上美和監督がスタンドにも届く大声で猛抗議。勝利への執念が最後に実った。「最近はおとなしい監督さんが多いけど、言うときは言わないと」と振り返った指揮官は「まだ3試合。守備をもう少し鍛えないと」と2失策した内野陣の奮起を促した。

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2018年4月30日のニュース