美誠&佳純&美宇、ウクライナ一蹴 世界選手権白星発進

[ 2018年4月30日 05:30 ]

卓球・世界選手権団体戦   日本3―0ウクライナ ( 2018年4月29日    スウェーデン・ハルムスタード )

女子1次リーグ ウクライナに勝利し、(左から)石川、伊藤らとタッチを交わす平野
Photo By 共同

 2年に1度行われる大会が開幕。1次リーグが始まり、女子B組の日本はウクライナを3―0で下して白星発進した。伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)がそれぞれストレートで快勝した。男子でC組の日本はベルギーが初戦の相手。大会は最大5人の登録メンバーから各試合に出場する3人を選び、シングルス5試合で先に3勝した方が勝つ。1次リーグは男女とも6チームずつ4組に分かれて1回戦総当たりで争い、各組3位までが決勝トーナメントに進む。

 頂点を狙う日本女子が、格下のウクライナに1ゲームも失わない圧勝で初戦を突破した。最年長の25歳で主将の石川は「全員ストレートで、初戦としては内容も良かった」とまずは一息ついた。

 大事な初戦。馬場監督は伊藤、石川、平野の万全のオーダーを組んだ。同監督が「彼女は何番でも大丈夫」と見込んだ伊藤が1番手。第1ゲームの0―1から8連続得点で一気に勢いを付けた今年の全日本女王は「楽しみで、やっと試合だぞという思いだった」と躍動し、カット主戦型の相手を一蹴した。

 続く石川は全て3失点以下、平野も5失点以下で片付け、開始から1時間もたたずに試合終了。平野は「どんな相手でも全力で戦うことを意識した」と満足そうに話した。

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2018年4月30日のニュース