稀勢の里 決意の綱打ち「いいところを見せたい」

[ 2018年4月30日 05:30 ]

真新しい綱を締めた稀勢の里
Photo By スポニチ

 横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)の綱打ちが29日、東京都江戸川区の同部屋で行われた。真新しい綱を締めた和製横綱は「(これまでの綱と)重さや着け心地も違う。よりキュッという感じがする」と満足げな表情を浮かべた。

 左大胸筋などのケガで6場所連続休場中。現時点で夏場所(5月13日初日、両国国技館)の出場は流動的だが途中から合流した春巡業では関取衆との三番稽古を積み「しっかり形を決めて、集中する力を出すのも大事なこと。いい形で終われた」と一定の手応えはつかんでいる。

 昨年初場所後の横綱昇進後、千秋楽まで綱を締めたのは昨年春場所だけ。「早くいいところを見せたい。しっかり恩返ししたい」。綱打ちに参加した付け人たちへの感謝も忘れずに調整していく。

続きを表示

2018年4月30日のニュース