【箱根駅伝】東洋大は3年連続総合2位 6区で逆転許し4年ぶり総合Vならず

[ 2018年1月3日 13:33 ]

第94回箱根駅伝 ( 2018年1月3日    箱根・芦ノ湖=東京・大手町、5区間109・6キロ )

苦しそうな表情でゴールする東洋大の10区・小笹
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 第94回箱根駅伝・復路は3日、神奈川・箱根町から東京・大手町までの5区間、109・6キロに21チームが参加して行われ、4年ぶり6度目の往路優勝を飾った東洋大は6区で青学大に逆転を許し、3年連続の総合2位に終わった。それでも、10年連続3位以内という抜群の安定感で強さを見せつけた。

 4年ぶり6度目の往路優勝を決め、4年ぶり5度目の総合優勝を狙った東洋大。午前8時、2位の青学大と36秒差でスタートを切ったが、6区の山下りで今西駿介(2年)が区間賞の青学大・小野田勇次(3年)の快走に逆転を許し、小田原中継所では52秒を追う立場に。7区・渡辺奏太(2年)は区間3位の走りを見せるも、青学大・林奎介(3年)の区間新記録を前にリードを広げられる展開。8区・浅井峻雅、9区・小早川健(4年)、小笹椋(3年)と安定した走りを見せたが、トップをひた走る青学大を捉えることができなかった。

 東洋大は2日の往路で、5時間28分29秒の大会新記録で往路優勝。1区の西山和弥(1年)が区間賞を獲得し流れを作ると、エース区間を任された2区の相澤晃(2年)も快走。山本修二(3年)、吉川洋次(1年)とつないで、往路最終の5区・田中龍誠(1年)まで1度もトップを譲らず。その勢いのまま、4年ぶり5度目の総合優勝を目指したが、叶わなかった。

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2018年1月3日のニュース